音楽をさらに楽しむために押さえておきたいこと
東京クラリネット教室2018年6月26日、第26回目のバンドアンサンブルが開催されました。
今回はクラリネット4名とバスクラリネット、そしてオーボエ、ピアノにベースとドラム計8名、普段と比べると、少々大きめのアンサンブルとなりました。
今回のアンサンブルには、昨日クラリネットアンサンブルの無料体験にいらっしゃった、コントラアルトクラリネット奏者が、B♭管を持ってバンドアンサンブルを体験しにいらしてくれました。
ところどころ迷子になっていたようですが、さすがは経験者、見事な対応力で演奏をこなしてくれました。
演奏曲目(順不同)
- Take Five
- American Patrol
- リトルマーメイドメドレー
- Daydream believer
- My Favorite Things
- ルパン三世のテーマ
演奏をより楽しむためのちょっとしたコツ
最初の数曲は、ドラム奏者がお仕事の関係で到着していなかったので、管楽器がよく聞こえる演奏となりました。
ドラムがいないと少し寂しいですが、お互いのパートに耳を傾けられる、貴重な時間でもあります。
アンサンブルは、やはり周りと合わせてこそ。
他のパートを聞けるようになると、おもしろさも格段にアップします。
そのためには、まずはしっかり自分のパートを練習しておくことが大切。
そうしておけば、徐々に周囲に気を配る余裕が生まれてきますよ。
吹く順番を確認しよう
初見に関わらず、吹き慣れた楽譜でも、曲の構成が完全に頭に入っている、と自信が持てない時は、必ず譜面を読み返し、吹く順番を確認しましょう。
慣れてきた頃に、あれココドコ?と迷子になってしまうこともあるので、自然と指が動くレベルで身についていない場合は、しっかり確認です。
時には恥ずかしがらず、周りの人に聞いて確認するのも大切なことです。
プロでも、ここはこうなってこうだよね?と確認することはあるので大丈夫。
アンサンブルの目的は、皆で1つの曲を通して演奏することにあります。
譜読みの上達方法
これは諸説ありますが、個人的にはやはり、楽譜を見てたくさん練習することだと思っています。
ただこれ、目的を「譜読み上達」に置くと、演奏をこなすための「作業」となり、苦痛を伴う練習になる時があります。
いち早く上達するには、「楽しく」というキーワードを大切にしましょう。
同じ内容でも、頭に入る感覚、身体が覚える感覚に差が出てきます。
楽器がなくても譜読みができるの!?
ちなみに、意外と気づいていない方も多いのですが、譜読みは楽器がなくてもできます!
手を叩きながら、メトロノームをかけながら、ドレミで歌ってみるだけでも、充分に譜読みです。
苦手なリズムや、パッと読めない音など、そこでチェックしておくと、いざ楽器を持った時に、すんなり吹くことができるので、その先の練習に進むことができます。
もしあれば、音源(CDなどのデモ演奏)を聴きながら、楽譜を追ってみることも効果的です。
複雑だけどカッコイイー!
絶対吹けるようになりたい!
そんな曲をたくさん見つけて、どんどん楽譜と仲良くなってくださいね。
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