演奏経験豊富な奏者から刺激をもらおう
東京クラリネット教室7月26日、第16回目のバンドアンサンブルレッスンが開催されました。
今回は、アンサンブルの無料体験レッスン1名を含めた、総勢11名での合奏となりました。
前回に引き続き、フルート奏者とユーフォニアム奏者に参加していただけて、サウンドの幅が大きく広がりました。
今回は新曲2つを含む全4曲!
演奏曲目(順不同)
- リトルマーメイドメドレー
- いのちの名前
- daydream believer
- 夏の終りのハーモニー
まずは全曲演奏してみよう
音だしも終わり、まずはウォームアップも兼ねて、みんなで全4曲を通してみます。
初見の方もいらっしゃるので、テンポを下げて、しっかり音符を確認しながら演奏していきます。
本日初めて参加された、無料体験レッスンの生徒さんは、演奏経験が豊富にあるので、安定した音を出されていて、しっかり演奏できていたので、安心して見ていられました。
経験豊富な奏者と共に演奏する利点
初見が利き、演奏にフォーカスできる奏者が同じパートにいることは、まだ自信を持って演奏できないプレイヤーにとっては、とても大きな力になります。
演奏スキルの高いプレイヤーは、他のプレイヤーを自然と引っ張っていく力があります。
譜読みや演奏に自信が持てないと、正しいリズム、正しい音が出せているのかが気になってしまい、クラリネットの音量が小さくなったり、リードミスを引き起こしたりします。
しかし、同じパートにしっかり演奏できる奏者がいれば、「自分も正しく演奏できている」と思うことが容易になります。
2回目、3回目の演奏になると、確実に合奏のレベルは上がってくるのが、はっきりと聞いて取れます。
高いレベルの演奏者は、きっかけを与えてくれますが、演奏スキルは上げてはくれません、あとはたくさん練習しましょうね。
チューニングが合わない時
ウォームアップを終えたところで一度チューニング。
クラリネットは湿度や温度差で、音程が大きくズレてしまう繊細な楽器です。
この日も湿度と温度、さらに外とスタジオ内の温度差も激しかったため、いつもより不安定なサウンドになっていました。
1番のパートを担う生徒のロングトーンに一人ずつ合わせて、安定したサウンドになってきました。
スタジオ機材も何かおかしいぞ
バンドアンサンブルでは毎月、生ピアノがない場合はエレキピアノ、そして同じベースを約1年間、毎月借りて続けています。
しかし今回は、いつも使っているエレピが壊れてしまったそうで、どこか音が不安定なエレピとなりました。
さらにベースは、3回前あたりから、徐々に大きなキズが増え始め、音が不安定になってきました。
ネックが反ってしまったか、ペグの不具合か、チューニングが安定せず、ピシャリと合いません。
幸い低音弦は安定していたので、中盤からは低音弦のみを使用して、音程が大きく外れることもなく乗り切れたようです。
2つの新曲に挑戦
さて、全てチューニングも「マシ」になったところで、今回初めて演奏する、「daydream believer」。
過去様々なミュージシャンが演奏してきた曲で、ご存知の方も多いかと思います。
シンプルで楽しく演奏できる曲で、ピアノを弾きながら後ろから見ていると、みんな自然と身体が動いていました。
そして、もう一曲は、井上陽水さんと安全地帯・玉置浩二さんが歌った、「夏の終りのハーモニー」。
しっとり、とても心地よい音色で演奏できました。
今回のバンドアンサンブルは、ラテン有り、ロックやポップス有りと、メリハリが合って良い内容となりました。
次回もたくさんバンド演奏を楽しんでもらえるといいなと思います。
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