そのメンバーだからこそできる演奏をしよう
東京クラリネット教室2018年4月25日、第25回目のバンドアンサンブルが開催されました。
今回はクラリネット2名とオーボエ、ピアノにベースとドラム計6名でのアンサンブル。
クラリネット1名とバスクラリネットがお休みとなってしまったので、講師がクラリネットとバスクラ、キーボードを兼任します。大忙し。
演奏曲は、今回で3度めの合わせとなる「ルパン三世のテーマ」を含む全6曲。
演奏曲目(順不同)
- Take Five
- American Patrol
- リトルマーメイドメドレー
- Daydream believer
- My Favorite Things
- ルパン三世のテーマ
奏者で変わる曲のイメージ
前回合わせた「ルパン三世」、2回目とは思えないほど、まとまった合奏になっていましたが、今回3度目の合わせで早くも仕上がってきました。
今回ゲスト参加していただきましたドラマーさんが、疾走感溢れるドラムで、曲のイメージをガラリと変えてくれて、グルーヴ感溢れるパワフルな演奏を楽しむことができました。
さらに、今回は「題名のない音楽会」にもちょくちょく出演している、プロのオーボエ奏者にも参加して頂けて、美しい音色の中で、みんな気持ちよく演奏することができました。
曲のイメージが変わる時
クラシックの世界では、曲のイメージ・雰囲気が変わる重要な要素の1つに、「指揮者」という存在がいます。
一見すると、ただテンポをキープしているだけのように見えますが、実は指揮者によって、奏者のサウンドは大きく変わります。
様々な楽器が集まり奏でられる1つの大きなサウンドをコントロールする、そんなイメージが近いです。
一方、ジャズやロックの世界では、指揮者がいないため、個々のプレイヤーが持つセンスが、アンサンブル全体のサウンドを変化させます。
奏者や楽器が変わるたびに、曲のイメージは無限に広がり始めます。
自分がやりたい演奏
こんなふうに演奏してみたら、かっこいいサウンドになるかな。
そんな発想が持てたら、あとは音を出すだけです。
オーケストラや吹奏楽でやってはダメですよ!
そこは楽譜を忠実に再現するのが楽しい世界。
この住み分けができると、音楽の楽しみ方は無限に広がっていきます。
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