歩きながらリズム練習をしてみよう
いよいよ、中学校生活最後の本番が近づきつつある、3年生。
来月の11日にコンサートがあるのに、まだ楽譜をもらっていない曲が数曲あるそうです。
子供達の集中力というのは、本当にすごいんだなぁと感じる話ですね。
さて、彼女は「リズムが苦手」という気持ちがあるようなので、今日は八分音符を正しく取る練習をしました。
手を叩く練習は気長にやろう
まずは上記記事にもあるように、手を叩く練習から。
やはり、均等に八分音符を入れるのは、なかなか難しいですね。
この練習は、継続的にやるべき練習ですので、今すぐできなくても、諦めずに続けましょう。
続けていれば、必ず身につきます。
ただ、これはメトロノームがないとできない練習。
「練習するぞ!」と準備することが必要になります。
実は、もっと簡単に、同じような練習をすることができます。
移動時間を利用しよう
メトロノームがない状態で、自分で手を叩きながらリズムを歌ったり、八分音符を刻んだりしようとすると、ついつい手がつられてしまったりしませんか?
それでは、正しいリズムや拍感を身につけることが難しくなります。
そんな時、もっと一定のテンポを刻むことができるものが、身近にあります。
普段から何気なくやっている「歩くこと」「足踏み」です。
できれば、実際歩いている時の方がいいのですが、足踏みで代用する時は、必ず両足で交互にしましょう。
その方が、テンポを保てます。
歩きながら、頭の中で八分音符や三連符を刻んだり、十六分音符を歌ったり。
二拍三連(二拍かけて演奏する三連符)のイメージトレーニングもお勧めです。
テンポが合うようなら、曲のリズムを歌ってみてもいいですね。(歩きながら、うっかり声に出してしまわないように気をつけて下さいね)
実際に役立った経験あり!
私は小学校の頃に、どうしても十六分音符のタンギングを拍にはめることができず、毎日学校の行き帰りに、この練習をしていました。
歩調というのは、メトロノームのように容赦ないので、かなりいい練習になったのを覚えています。
隙間時間を利用して、リズムの体得に役立ててみて下さい。