歌モノをクラリネットでかっこよく吹くコツ
東京クラリネット教室2019年7月30日、第39回目のバンドアンサンブルが開催されました。
今日は、いつもの4名が揃う予定でしたが、残念ながらお一方から、体調不良でお休み、とご連絡がありました。
ただ、体験の方がいらして下さったので、B♭クラリネット4名とバスクラリネット(時々キーボード)、ベース・ドラムの計7名での演奏となりました。
今月もまたまた新曲が始まりますよ。
演奏曲目(順不同)
- POP STAR
- みんなのリズム天国~バドミントン~
- みんなのリズム天国~重役会議~
- スーパーマリオブラザーズ
- グラジオラス
- ルパン三世のテーマ
- 私のお気に入り
歌の曲をクラリネットでかっこよく吹くには
今月の新曲は、めずらしくJ-POPです。
このバンドアンサンブルは、完全なる参加者のリクエスト制を取っていますが、意外にも(?)J-POPというのは今までありませんでしたね。
歌の部分を管楽器で演奏すると、どうしてももっさりとしてしまうので、かっこよく聴かせるためには、普段吹いている吹き方と、多少変える必要があります。
全体的に短く吹いて、軽やかさを出す、というと、わかりやすいでしょうか。
例えば「ララララ…」と、音程などはつけなくてもいいので、声に出してみましょう。
すると、文字に起こすとすれば、「ラ・ラ・ラ・ラ」というように、少しだけ、音と音の間が空くはずです。
この「間」が、管楽器で吹くと生まれにくく、どうしてもテヌート寄りの、少し重めな吹き方になってしまうので、歌との違和感に繋がります。
クラリネットで吹くには、少し難しく感じる吹き方だとは思いますが、なるべく歌っているかのような(cantabileという意味ではなく)、コロコロとした音の並びを目指せるといいですね。
いつもの力を発揮した演奏のために
新曲が増えていく、ということは、卒業する曲もある、ということです。
惜しまれつつ、『ルパン三世のテーマ』『私のお気に入り』が、今回で最後の演奏となりました。
昨年のライブでお披露目したあとも、楽しく吹いてきたこの2曲ですが、前述の通り新曲が増えてきたこと、また、第2回ライブが決定したことで、「ライブは新曲の方がいいよね」という、苦渋の決断です。
「これで最後」と思うと、ついつい気合いが入ってしまったり、緊張してしまったりしますが、良い演奏には平常心が不可欠。
変に欲を出さず、「今までやってきたことの集大成」を目指すことが大切です。
それは、本番に臨む時も同じです。
「いつも通り」が「最高に良い演奏」になるように、普段から練習を重ねておきましょう。
暑い時こそ体調管理を
今日は暑かったですし、盛り沢山なラインナップでしたので、一巡したところで、結構皆さんお疲れでしたね。
冬以上に、体調管理やペース配分が大切な季節になってきました。
くれぐれも無理はせず、クラリネットを楽しく吹けるベースをしっかり作っておきましょう。
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