ドレミは何語でどういう意味?

2016年06月23日 19,897PV
ドレミの勉強をする仔リス達

ドレミとは

普段何気なく使っている「ドレミファソラシ」。

『ドレミの歌』というものもあるくらいですし、極端な話、物心がついた頃から、きっとみんなが当然のように知っているのではないでしょうか。

では、ドレミ…って何語でしょう?

私のところにレッスンに来ている方には、必ず聞く質問です。

「あー、考えたことがなかったです…」か「日本語じゃないんですか?」と答える方がほとんど。
多分、今まで正解を答えられた方はいなかったんじゃないかと。

というくらい、楽譜が読める読めないに関わらず、老若男女みんなが当たり前に使っているのに、正体不明な「ドレミファソラシ」。

どこで、どのようにして生まれたのでしょうか。

ドレミってどうやってできたの?何語?

『ドレミの歌』から「ドレミ」が生まれた?

昔々、音には名前がありませんでした。

楽譜は一応存在していましたが、現在のように五線ではなく二線。
音を人に伝えるには、歌って聴かせていました。

この伝達方法を不便に思っていたのが、イタリアの修道僧で、音楽教師でもあったグイード・ダレッツィオ。

10世紀後半に生まれたグイードは、8世紀頃から存在していた『聖ヨハネ賛歌』に着目、編曲をしました。

ラテン語で書かれている歌詞は以下の通りです。

Ut queant laxis
Resonare fibris
Mira gestorum
Famuli tuorum
Solve polluti
Labii reatum
Sancte Johannes

この曲は、今で言う『ドレミの歌』のように、一節ごとに音が高くなるように書かれています。(グイードが作曲したとの説もあり)

そこで、各節の始めの文字をとって「Ut Re Mi Fa Sol La」と、音に名前をつけたのです。

なお、第7節は「Sancte」のSと「Johannes」のJ(Iの異字体)を組み合わせて「Sj=Si」とされたと考えられていますが、グイードの時代には6音音階が主流であり、「Si」が生まれたのは16世紀頃のようです。

17世紀半ば、イタリア人にとって発音のしづらい「Ut」は『支配者、主』を示す「Dominus」の始めの文字「Do」へと変更され、今日私達が当然のように使っている「ドレミファソラシ」が完成したのです。

ちなみにグイードは、ドレミを作っただけでなく、2本線で書かれていた楽譜を4本線に増やし、現在用いられている楽譜記譜法の原型を考案しました。

彼がいなければ、もしかしたら今もなお、音楽は口頭伝承が当たり前だったかもしれません。

さて、先程も書いたように、グイードはイタリアの修道僧。
使っていた言語もイタリア語。

ということで、「ドレミ」はイタリア語です。

では、なぜ世界の共通語というわけではないイタリア語の「ドレミ」が、このように日常的に使われるまで広まったのでしょうか。

なぜイタリア語が有名に?

音楽用語(=楽語)は、基本的にイタリア語です。

「楽語って???」という方でも、例えば『フォルテ』とか『クレッシェンド』などは聞いたことがあるのではないでしょうか。

これもイタリア語。

もちろん、ドイツの楽譜はドイツ語で書かれていたり、フランスの楽譜はフランス語だったりしますが、楽譜に書いてある記号・用語は、一般的にはイタリア語で書かれています。

「ドレミ」だけではなく、なぜ音楽用語までイタリア語が普通に使われているのかというと、音楽確立の歴史が関係あります。

教会で歌われていた「教会聖歌」が発展して、宗教曲として歌われるようになったのですが、法王・グレゴリオ1世が各地に散らばっていた歌の編纂(整理してまとめること)をした際、イタリア・ローマがキリスト教カトリックの総本山だということで、音楽用語をイタリア語で書いたのが始まりのようです。

時を経て、17世紀(バッハの時代)から、今でも有名な曲が多く作曲されるようになったのですが、当時の音楽家は宮廷音楽家や教会オルガニストといった、キリスト教に関する職に就いていたため、音楽用語のほとんどにイタリア語を用いた、と考えられています。

また、宮廷音楽界において、イタリア人が強大な力を持っていたことも関係していると思われます。

そのような背景があり、今日でも音楽の世界では、イタリア語が使われているのです。

国によって異なる呼び方

世界的に使われているイタリア語の「ドレミ」ですが、もちろん各国ごとの呼び方もあります。

クラシックの世界で、よく用いられるものをご紹介します。

日本

「ハ長調」や「ト短調」など、「カタカナ+長調・短調」という言葉を聞いたことがありませんか。

この「ハ」や「ト」が、日本語の「ドレミ」です。
日本音名と呼ばれます。

並び方は

ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ

「あいうえお」ができる前の五十音「いろは」からつけられています。

半音上げたい時(♯をつけたい時)は、最初に「嬰(えい)」という字をつけます。
半音下げたい時(♭をつけたい時)は、最初に「変(へん)」という字をつけます。

「ド♯」であれば「嬰ハ」、「シ♭」であれば「変ロ」といった表記です。

ドイツ

ドイツ音名は、クラシックの世界で最もよく用いられます。

特に、オーケストラや吹奏楽では、「ドレミ」よりも使われています。(理由はのちほど)

並びは

C(ツェー)・D(デー)・E(エー)・F(エフ)・G(ゲー)・A(アー)・H(ハー)

半音上げたい時(♯をつけたい時)は、アルファベットのあとに「is」をつけます。
Cis(ツィス)・Dis(ディス)・Eis(エイス)・Fis(フィス)・Gis(ギス)・Ais(アイス)・His(ヒス)

半音下げたい時(♭をつけたい時)は、アルファベットのあとに「es」をつけます。
Ces(ツェス)・Des(デス)・Es(エス)・Fes(フェス)・Ges(ゲス)・As(アス)・B(ベー)

「E+es」が「Es」、「A+es」が「As」、また「H」は「B」になりますので、気をつけましょう。

アメリカ・イギリス

日本やドイツが、音名に五十音やアルファベットを用いているように、アメリカやイギリスなどの英語圏でもアルファベットを使用します。

並びは

C・D・E・F・G・A・B

半音上げたい時(♯をつけたい時)は、アルファベットのあとに「♯」をつけます。
半音下げたい時(♭をつけたい時)は、アルファベットのあとに「♭」をつけます。

「F♯(エフシャープ)」「E♭(イーフラット)」といった感じです。

一番読みやすいかもしれませんね。

世界のドレミ

もちろん、他の国にもその国の「ドレミ」があります。

フランスでは、グイードが考えたものとほぼ同じである「Ut・Ré・Mi・Fa・Sol・La・Si」が使われています。

インドやネパール、バングラデシュなどの、ヒンドゥー語の地域では「サ・レ・ガ・マ・パ・ダ・ニ」と言うそうです。

世界には、6000以上の言語があると言われていますので、私達が知りえない「ドレミ」が、きっとたくさんあるに違いありません。

音名は、なぜ「ハ」や「C」から始まるの?

日本、ドイツ、アメリカ・イギリスの音名を見てきましたが、気になることはありませんか?

日本は五十音の「イロハ」から、ドイツやアメリカはアルファベットの「ABC」から音名がつけられているわけですが、ではなぜ最初の音が「イ」でも「A」でもないのでしょうか。

これには、やはり音楽の歴史が関わってきます。

中世、ヨーロッパの音楽理論家が「この音より下の音は使わない」という最低音を決めました。

その音に「A」という名前をつけたのです。

その頃の音階は「教会旋法」と呼ばれる、今とは少し違うものだったのですが、当初は8つの旋法でした。

それがのちに12に増え、その後現在の長調・短調に変わっていくのですが、その過程で「C」の音から始まる音階が、たまたま理論の中心になった、というのが理由のようです。

綿密に考えられた理論から生まれた偶然が、世界に広まったんですね。

音名と階名の違い

これまで、イタリアの「ドレミ」、日本・ドイツ・アメリカ・イギリスそれぞれの音名について書いてきましたが、「ドレミ」と国ごとの呼び方には、決定的な違いがあります。

「日本音名」「ドイツ音名」などと表記してきたように、これらは「音名」と言います。

一方、「ドレミ」は「階名」です。

と言われても「何が違うの?」と思われると思います。

実際私は、中学校の音楽の授業で「これは音名。これは階名」と言われても、さっぱり意味がわかりませんでした。

簡単に言うと、「音名」は固定です。

「ハの音」と言われたら、ピアノの鍵盤で言うところの、2つ並んだ黒鍵の左下の白鍵です。
「C」も同じ。

「階名」は移動します。

「移動ド」という呼び方もするのですが、調によって「ド」の位置は動きます。

どういうことかと言うと、「ハ長調」は「ハ」の音から始まります。
「ト長調」は「ト」の音から始まります。

この「ハ」や「ト」は主音と呼ばれる音で、理論上「主音=ド」ですので、どちらも「ドレミファソラシ」という音階になるのです。

まだ、ちょっとわかりにくいでしょうか。

では、クラリネットを例にしてみます。

クラリネットで、「ド」と吹くと「変ロ」「B♭」の音が鳴ります。
長さの違う楽器だと「ド」と吹くと「イ」「A」の音が鳴ります。

それでも、クラリネット吹きにとっては「ド」なのです。

「ド」が移動する、というのは、そういうことです。

先程、ドイツ音名の項で「オーケストラや吹奏楽では、『ドレミ』よりも使われています」と書いたのは、このような理由があるからです。

「ド」が「C」の楽器、「B♭」の楽器、「F」の楽器、「E♭」の楽器…と、様々な楽器が集まっているオーケストラや吹奏楽で「では、皆さんでドの音を出して下さい。せーの!」とやったら…大惨事ですね。

ですので、固定であるドイツ音名を用いて、合奏は行われているのです。

ドレミをきっかけに

誰もの身近にあって、あまり意識したことのない「ドレミ」ですが、歴史を知ったり、各国の呼び方を知ったりすることで、知識が深まり、もっといろいろなことを知りたい、という気持ちも生まれてくるかと思います。

歌ったり、ピアノを弾いたり、クラリネットを吹いたりするだけではなく、直接関係ないように思えるちょっとしたことでも興味を持って、昔の人達に思いを馳せると、見え方・聞こえ方も変わってくるものです。

また、オーケストラや吹奏楽で演奏したり、クラシックを勉強する上で、ドイツ音名は必須とも言えますので、「ドレミ」と同じように使えるまで、繰り返し声に出して、必ず身につけましょう。

みんなが読んでる人気記事

初見で楽譜がスラスラ読めるようになる方法 初見で楽譜がスラスラ読めるようになる方法 初見で楽譜がスラスラ読めるようになる方法

「楽譜が読めない…」 私が教えに行く学校の子供達や、新しく習いに来る個人レッスンの生徒さんが抱える大きな悩みの一つがこの読譜です。 当たり前の話ですが、私を含め、今楽譜が読めるプロのミュージシャンだって「生まれつき楽譜が読めた」なんてことは当然ありません。 楽譜なんてただの記号でしかないのに、どうして読めるようにならないのでしょう? … 「楽譜が読めない…」 私が教えに行く学校の子供達や、新しく習いに来る個人レ…

2016年03月10日 71,512PV

クラリネットリードの選び方とメンテナンス方法 クラリネットリードの選び方とメンテナンス… クラリネットリードの選び方とメンテナンス方法

リードとは クラリネットを吹く上で、リードはなくてはならないものです。 喉に手を当てて「あ~~」と声を出した時に、ビリビリと震える感覚があると思います。 声帯という筋肉が振動している間を空気が通って声となって出てくるのですが、クラリネットではリードが声帯に当たります。 要は、リードはクラリネットの声(音色)を決める重要なもの。 しかし、初心者の… リードとは クラリネットを吹く上で、リードはなくてはならないものです。 喉に手を当て…

2016年03月28日 57,527PV

クラリネットリードの育て方 クラリネットリードの育て方 クラリネットリードの育て方

クラリネットのいいリードの育て方を知りたい、という質問をよくいただきます。 リードの選び方とメンテナンス方法でも一部紹介しましたが、今回はリードの育て方にフォーカスして、より詳しく解説していきます。 クラリネット未経験者・初心者の方は是非試してみてくださいね。 まずは全リードを開封 まず箱を開けたら、個包装されているものであれば、全てのリード クラリネットのいいリードの育て方を知りたい、という質問をよくいただきます。 リードの選…

2016年11月19日 54,423PV
読譜

楽譜をスラスラ読むコツは先読みにあり 楽譜をスラスラ読むコツは先読みにあり 楽譜をスラスラ読むコツは先読みにあり

私は曜日祝日関係なくレッスン可ですが、月曜日の生徒さんが日曜日から今日まで三連休で、中日にレッスンもなんだなぁ…ということで、今日火曜日にレッスンしました。 ロングトーンの様子がいつもと違っていたので「リード換えましたか?」とお聞きしたところ、やはり換えたばかりとのこと。 別に何かが悪いというわけではないのですが、あまり馴染んでいない印… 私は曜日祝日関係なくレッスン可ですが、月曜日の生徒さんが日曜日から今日まで三連休で、中日…

2016年07月19日 5,689PV

クラリネットの宿命・♯だらけの曲を譜読みする時のコツ クラリネットの宿命・♯だらけの曲を譜読み… クラリネットの宿命・♯だらけの曲を譜読みする時のコツ

先週は、予定があってレッスンを休んだ生徒。 忙しすぎて、この2週間全く楽器を触れなかったらしく、とても不安そうな顔をしていました。 プラスのイメージを持って楽器を吹こう そういう時に限って「これ!」というリードが見つからず、アワアワ… きちんとリードを選んであって、順位もつけていると言っていたので、いつも通り吹けていれば、きっとちゃ… 先週は、予定があってレッスンを休んだ生徒。 忙しすぎて、この2週間全く楽器を触れなかっ…

2016年11月17日 5,447PV

本番で楽譜通り正しく暗譜で吹くことの重要性 本番で楽譜通り正しく暗譜で吹くことの重要… 本番で楽譜通り正しく暗譜で吹くことの重要性

いよいよ6日後にコンクールを控えた中学校へ、最後のレッスンに行ってきました。 朝から張り切って行ったのに、到着した私を見て、みんながキョトン… クラリネットの3年生が「今日レッスンですか!?」と、慌てて立ち上がり、お仕事で外されていた顧問の先生を探しにダッシュ… どうやら、先生が1日勘違いされていたようでした。 各パー… いよいよ6日後にコンクールを控えた中学校へ、最後のレッスンに行ってきました。 朝から張…

2016年07月27日 4,045PV

初見力を上げて譜読みの時間を短縮しましょう 初見力を上げて譜読みの時間を短縮しましょ… 初見力を上げて譜読みの時間を短縮しましょう

毎月欠かさず、アンサンブルに参加して下さっている生徒さん。 前回のアンサンブルの時に、次のクラリネット重奏の楽譜をお渡ししたのですが、お忙しすぎて楽器を吹く暇どころか、楽譜を見る時間もなかったとのこと。 初見が得意な人の共通点 せっかくなので、初見で吹いてもらうことにしました。 私のところに習いに来始めた頃から初見が得意で、今回もさすがの初見力、… 毎月欠かさず、アンサンブルに参加して下さっている生徒さん。 前回のアンサンブルの時に、…

2016年12月01日 3,642PV

クラリネット演奏中に迷子にならないようにする方法 クラリネット演奏中に迷子にならないように… クラリネット演奏中に迷子にならないようにする方法

最近、吹奏楽部に所属している中学生や高校生の入会が増えています。 また、小学校~高校の部活へ、クラリネットパート指導にも行っていますが、よく聞くのが「どこを吹いているのか、わからなくなることがある」ということ。 吹いているところを見失ってしまう人には、ある傾向があります。 その傾向を知って、しっかり対策できるようにしましょう。 長い音符を合計して… 最近、吹奏楽部に所属している中学生や高校生の入会が増えています。 また、小学校~高校の…

2019年08月30日 2,895PV
関連記事

楽譜の書き方の違いに惑わされないようにしよう 楽譜の書き方の違いに惑わされないようにし… 楽譜の書き方の違いに惑わされないようにしよう

クラリネットアンサンブルのために、熱心に練習して下さっている生徒さんのレッスンでした。 今日は、何年か前にソロでも吹いた『トロイメライ』中心にやりました。 前に吹いているからいいか、というと、逆に難易度が上がる場合があります。 なぜなら、同じ楽譜を使っているわけではないため、微妙にリズムや音に違いがあることがあるからです。 今日も「どうしてもここ… クラリネットアンサンブルのために、熱心に練習して下さっている生徒さんのレッスンでした。 …

2017年01月23日 4,918PV

クラリネット演奏中はこまめにスワブを通そう クラリネット演奏中はこまめにスワブを通そ… クラリネット演奏中はこまめにスワブを通そう

先月は急なお休みが重なってしまい、久しぶりのレッスンになってしまった生徒さん。 ふとしたきっかけで、楽器の掃除の話になりました。 練習中に楽器の掃除ってしてますか? 皆さんは、どれくらいの頻度でスワブ(掃除用の布)を通していますか? 「どこかのホールから水が出たら」「床に水が垂れたら」「片付ける時だけ」「特に考えてなかったなぁ…」な… 先月は急なお休みが重なってしまい、久しぶりのレッスンになってしまった生徒さん。 ふとし…

2017年01月15日 4,161PV

分解作業をして楽譜のリズムを理解しよう 分解作業をして楽譜のリズムを理解しよう 分解作業をして楽譜のリズムを理解しよう

こちらの生徒も同じく先週お休みで、2週間ぶりのレッスンです。 今月のアンサンブルから、ビートルズに挑戦することにした彼女。 今回は、編曲ができる友人に新しいパートを書いてもらったので、今までやってきた曲のように、知っているメロディーと楽譜(記譜)を当てはめていく作業ではなく、きっちりとした譜読みが必要になります。 初めて演奏する知らない曲 好きな… こちらの生徒も同じく先週お休みで、2週間ぶりのレッスンです。 今月のアンサンブルから、…

2016年09月22日 3,457PV

クラリネットを吹く際の緊張コントロール術 クラリネットを吹く際の緊張コントロール術 クラリネットを吹く際の緊張コントロール術

いよいよ、東京クラリネット教室第4回発表会が近づいてきました。 今日のレッスンで、出演する生徒さんが「私、すごく緊張するんです…」とおっしゃっていました。せっかく練習してきたのに、緊張によって力を発揮できないのは、もったいないですよね。 そこで、『緊張』について正しく知って、本番で最高のパフォーマンスをするためにどうしたらいいかを、今回… いよいよ、東京クラリネット教室第4回発表会が近づいてきました。 今日のレッスンで、出演…

2019年07月06日 2,970PV

好きな曲を自由に吹くことと楽譜を再現することの違い 好きな曲を自由に吹くことと楽譜を再現する… 好きな曲を自由に吹くことと楽譜を再現することの違い

アンサンブルで、大好きなビートルズの曲を頑張っている生徒さん。 今は、4曲練習中です。 好きな曲を吹く時気をつけること 知っている曲・好きな曲は、思い入れがある分、上達も早い場合が多いのですが、つい「楽譜を読むこと」よりも、「自分の知っている音楽」を優先してしまったり、きちんと楽譜を読んでいても、細かいリズムは読み飛ばしたりということが起こりやすく… アンサンブルで、大好きなビートルズの曲を頑張っている生徒さん。 今は、4曲練習中です。…

2016年09月01日 2,937PV

記事検索
Search Articles

記事検索
Search Articles

音楽教室のご案内
Clarinet Lessons

音楽教室のご案内
Clarinet Lessons

クラリネット教室

無理なく楽しめる月2回からのプライベートレッスン


オンラインレッスン

好きな場所で楽しめる、クラリネットオンラインレッスン


子供の音楽教室

子供のペースに合わせた月2回からのプライベートレッスン


アンサンブル

通常レッスンにアンサンブルを追加できる合奏オプション


クラリネット教室

クラリネット教室

無理なく楽しむ月に2回からのクラリネット定期レッスン

オンラインレッスン

オンラインレッスン

どこでもレッスンが受けられるクラリネットのオンラインレッスン

子供の音楽教室

子供の音楽教室

子供のペースに合わせた月に2回からの定期レッスン

アンサンブル

アンサンブル

通常レッスンにアンサンブルを追加できる合奏オプション

お知らせ

レッスン日誌
Clarinet Lesson Diary

レッスン日誌
Clarinet Lesson Diary

クラリネットらしい響きのある音を出すために必要なこと クラリネットらしい響きのある音を出すため… クラリネットらしい響きのある音を出すために必要なこと

クラリネットは、木管楽器ならではの、温かくて柔らかい音色が魅力で、「音が好きで始めた」という方も、多いと思います。 一方、その「温かくて柔らかい音色」は、誰が吹いても簡単に出るわけではなくて、実際は「自分の音に納得がいかない」という方が多いはず。 あれこれ試行錯誤しても、ぐるぐるしてしまうのが現状かもしれませんが、少し着眼点を変えることで、理想の音色… クラリネットは、木管楽器ならではの、温かくて柔らかい音色が魅力で、「音が好きで始めた」と…

2021年03月24日 172PV

クラリネットで上手にタンギングするための基礎練習法 クラリネットで上手にタンギングするための… クラリネットで上手にタンギングするための基礎練習法

クラリネット吹きにとって、タンギングはとっても難しい奏法。 東京クラリネット教室の体験レッスンにいらっしゃる経験者の方々も、かなりの確率で「タンギングが苦手です」とおっしゃいます。 私も「練習しなくても、きれいにタンギングできます!」というタイプではありませんでしたので、かなり苦労しましたが、どのようにタンギング練習をしてきたのか、お話していきたいと… クラリネット吹きにとって、タンギングはとっても難しい奏法。 東京クラリネット教室の体験…

2021年03月20日 216PV

クラリネットがうまくなるロングトーンのやり方 クラリネットがうまくなるロングトーンのや… クラリネットがうまくなるロングトーンのやり方

まだまだ以前の通りとはいかないものの、練習を再開した楽団や部活も増えてきましたね。 東京クラリネット教室の生徒さん達からも、「お客さんを入れないで演奏会をやった」「今度ミニコンサートをやる」などのお話を伺うようになってきました。 とはいえ、合奏の時間は圧倒的に減っているので、「今のうちに基礎をしっかり固めたい!」という声も多く聞きます。 基礎練習に… まだまだ以前の通りとはいかないものの、練習を再開した楽団や部活も増えてきましたね。 東…

2021年03月06日 296PV

クラリネットの音色を良くする日々の練習方法 クラリネットの音色を良くする日々の練習方… クラリネットの音色を良くする日々の練習方法

「美しい音でクラリネットを奏でたい」というのは、クラリネットを吹いている全ての方が望んでいることだと思います。 東京クラリネット教室のレッスンに通われている生徒さんからも「音を良くするにはどうしたらいいですか?」と聞かれることがあるのですが、手っ取り早い方法は当然なく、日々の積み重ねが大切になってきます。 今回は、どのように練習することで、自身の理想… 「美しい音でクラリネットを奏でたい」というのは、クラリネットを吹いている全ての方が望んで…

2021年02月25日 331PV

クラリネット喉を開ける方法 クラリネット喉を開ける方法 クラリネット喉を開ける方法

「クラリネットを一生懸命吹いていると、喉が閉まって(締まって)しまう」というのは、東京クラリネット教室のレッスンに通われている生徒さんからも、よく聞く話です。 喉が閉まれば、他にも良くない影響が出てきてしまいますので、原因と解決方法を知って、喉を自然に開けてクラリネットを演奏できるようにしていきましょう。 なぜ喉が閉まる(締まる)のか 喉を開けるた… 「クラリネットを一生懸命吹いていると、喉が閉まって(締まって)しまう」というのは、東京ク…

2021年02月23日 287PV

アンサンブル
Clarinet Ensembles

アンサンブル
Clarinet Ensembles

本番に向け真剣にアンサンブルする上級者アンサンブルメンバー
上級者アンサンブル

アンサンブルでの不安感をなくすために大切なこと アンサンブルでの不安感をなくすために大切… アンサンブルでの不安感をなくすために大切なこと

本日は午前中の中級者アンサンブルに引き続き、午後には上級者アンサンブルも行われました。いよいよ発表会前最後の合わせです。 今月も、B♭クラリネット4名・バスクラリネット1名で、発表会での演奏曲、A.リード作曲『アルメニアンダンス・パート1』をしっかり仕上げていきましょう。 最後の仕上げ前に現状の確認 東京クラリネット教室のアンサンブルクラスは、準備… 本日は午前中の中級者アンサンブルに引き続き、午後には上級者アンサンブルも行われました。い…

2021年01月09日 296PV

本番に向け真剣にアンサンブルする中級者アンサンブルメンバー
中級者アンサンブル

曲の中で正しく和音を響かせるためには 曲の中で正しく和音を響かせるためには 曲の中で正しく和音を響かせるためには

2021年1月9日、今年1回目の中級者アンサンブルが開催されました。 今日の参加者は、発表会参加予定のB♭クラリネット6名(内1名はE♭クラリネット兼任)と講師のバスクラリネットの計7名です。 いよいよ発表会目前。良いイメージのまま本番に臨めるように、今日も丁寧に練習していきましょう。 演奏曲目 さくらのうた~FIVE 魔女の宅急便メドレー… 2021年1月9日、今年1回目の中級者アンサンブルが開催されました。 今日の参加者は、…

2021年01月09日 313PV

本番に向け真剣にアンサンブルする初級者アンサンブルメンバー
初級者アンサンブル

本番は「良い緊張」をしよう 本番は「良い緊張」をしよう 本番は「良い緊張」をしよう

2021年1月4日、今年1回目の初級者アンサンブルが行われました。 いつもは月末開催のアンサンブルですが、年明け早々にやることになったのは、来週発表会を控えているから。世間の情勢的には、普通に発表会ができるものかやや不安ではありますが、来週のこの時間に清々しい気分でいるために、あと少し頑張りましょう。 今日も、B♭クラリネット4名での演奏です。 演… 2021年1月4日、今年1回目の初級者アンサンブルが行われました。 いつもは月末開催の…

2021年01月04日 369PV

ギターとの演奏を楽しむバンドアンサンブルメンバー
バンドアンサンブル

自分のテンポのくせを知って安定した演奏を目指そう 自分のテンポのくせを知って安定した演奏を… 自分のテンポのくせを知って安定した演奏を目指そう

2020年12月24日、第51回目のバンドアンサンブルが開催されました。こちらのクラスも今年最後の演奏となり、2020年のアンサンブルは全て終了です。 実は、残念ながら1月の発表会後からは全部のアンサンブルクラスを一旦休止することになりましたので、発表会には参加しないこのバンドアンサンブルは、今日を最後に春頃まではお休みとなります。 とても残念ですが… 2020年12月24日、第51回目のバンドアンサンブルが開催されました。こちらのクラスも…

2020年12月24日 340PV

通し練習で礼をする初級者アンサンブルメンバー
初級者アンサンブル

録音を活用してどんどん修正していこう 録音を活用してどんどん修正していこう 録音を活用してどんどん修正していこう

2020年12月21日、今年8回目の初級者アンサンブルが行われました。こちらのクラスも年内最後となります。 今回も、発表会参加予定の方々が全員ご参加下さったので、B♭クラリネット4名でのアンサンブルです。 今日も本番に向け、演奏と共に立ち居振る舞いにも慣れていきましょう。 演奏曲目 星に願いを 小さな世界 演奏以外の準備をしておこう … 2020年12月21日、今年8回目の初級者アンサンブルが行われました。こちらのクラスも年…

2020年12月21日 360PV

ブログ
Blog

ブログ
Blog

初めてのクラリネットソロ演奏の選曲のポイント 初めてのクラリネットソロ演奏の選曲のポイ… 初めてのクラリネットソロ演奏の選曲のポイント

レッスンに通っていて、発表会に出演してみよう、と決意したり、部活でソロ演奏を披露することになった、など、1人でクラリネットを吹くことになった時、難しいのが選曲ですよね。 初めてであれば、なおさらです。 CDやピアノ伴奏譜つきの曲集、コンビニエンスストアのマルチコピー機などで出力できる1曲売りの楽譜など、今は本当にたくさんの楽譜が出ていますが、東京クラ… レッスンに通っていて、発表会に出演してみよう、と決意したり、部活でソロ演奏を披露すること…

2021年03月30日 205PV

クラリネットで速く指を回すために注目すべき点 クラリネットで速く指を回すために注目すべ… クラリネットで速く指を回すために注目すべき点

クラリネットは、メロディーも伴奏もハーモニーも担当する、何でも屋さんです。 その分、「指が回らない」「速く指を動かすにはどうしたらいいのだろう」という悩みに直面する方も多いと思います。 地道な練習が、スムーズな指の動きにつながるのですが、ちょっとしたコツを押さえるだけで、練習の成果がより出やすくなります。 「頑張って練習しているけれど、なかなか思う… クラリネットは、メロディーも伴奏もハーモニーも担当する、何でも屋さんです。 その分、「…

2021年03月27日 158PV

クラリネット中古楽器購入のメリット クラリネット中古楽器購入のメリット クラリネット中古楽器購入のメリット

未経験から始めた、部活では学校の備品を使っている(使っていた)などで、「自分のクラリネットが欲しいなー」という方は多いと思いますが、いくらクラリネットが安い楽器だと言っても10万円以上はするので、なかなか手を出すのに勇気がいりますね。 そこで、1つの選択肢になるのが中古のクラリネット。とはいえ、あまり中古楽器にいいイメージがない方も多いのではないでしょ… 未経験から始めた、部活では学校の備品を使っている(使っていた)などで、「自分のクラリネッ…

2021年03月09日 256PV

クラリネット中学生が買うなら クラリネット中学生が買うなら クラリネット中学生が買うなら

東京クラリネット教室には、大人になってからクラリネットを始めた方も多くいらっしゃるのですが、一方でクラリネットを始めたきっかけは、小中学校のクラブや部活、という方も、世の中には多いと思います。 入部にあたってクラリネットを購入しなければいけなかったり、進級・進学に伴ってマイ楽器がほしい、という時などに、迷ってしまうのが「どのメーカーの、どのランクの楽器… 東京クラリネット教室には、大人になってからクラリネットを始めた方も多くいらっしゃるのです…

2021年02月28日 255PV

クラリネット悪癖ついたアンブシュアの直し方 クラリネット悪癖ついたアンブシュアの直し… クラリネット悪癖ついたアンブシュアの直し方

クラリネットを安定して演奏するためには、正しいアンブシュア(口のくわえ方)が不可欠ですが、「何が正しいのかわからない」「悪いくせが抜けない」という方も多いのが実情だと思います。 今回は、正しいアンブシュアと、自己流になってしまったアンブシュアを直していく方法を知っていきましょう。 なぜ「正しいアンブシュア」の必要があるのか 鉛筆の持ち方や、お箸の使… クラリネットを安定して演奏するためには、正しいアンブシュア(口のくわえ方)が不可欠ですが…

2021年02月27日 320PV

クラリネットイベント
Clarinet Events

クラリネットイベント
Clarinet Events

東京クラリネット教室第6回発表会 東京クラリネット教室第6回発表会 東京クラリネット教室第6回発表会

2021年1月11日、東京クラリネット教室第6回発表会が行われました。 本来であれば、昨年6月に行う予定だった6回目の発表会ですが、出演者・お客様ともに安心していただける状況を作り出すために思案し、延期しての開催となりました。 カフェタイムを楽しみにして下さっている方も多い、東京クラリネット教室の発表会ですが、今はみんなでわいわい飲食ができる状況では… 2021年1月11日、東京クラリネット教室第6回発表会が行われました。 本来であれば、…

2021年01月11日 448PV

第7回音高・音大受験の実技模試 第7回音高・音大受験の実技模試 第7回音高・音大受験の実技模試

音高・音大の受験が本格化する直前の2020年2月9日(日)、東京クラリネット教室「第7回音高・音大受験の実技模擬試験」が開催されました。 今年度3回目となる今回は、約1週間後に音高受験を控えた中学3年生も参加してくれました。 1回だけでなく、2回演奏の機会のある東京クラリネット教室の実技模試。 受験本番のリハーサルになることももちろんですが、1回目… 音高・音大の受験が本格化する直前の2020年2月9日(日)、東京クラリネット教室「第7回…

2020年02月09日 1,577PV

第6回音高・音大受験の実技模試 第6回音高・音大受験の実技模試 第6回音高・音大受験の実技模試

2020年1月12日(日)、東京クラリネット教室「第6回音高・音大受験の実技模擬試験」が開催されました。 音高・音大受験において、実技試験というのはかなりのウエイトを占めますが、多くの受験生はどんな場なのか想像もつかぬまま、入試に突入しているのが現状です。 そこで、受験により近いシチュエーションの体験と、そのような場で自分がどのような状態になるのかを… 2020年1月12日(日)、東京クラリネット教室「第6回音高・音大受験の実技模擬試験」が…

2020年01月12日 1,270PV

東京クラリネット教室第5回発表会 東京クラリネット教室第5回発表会 東京クラリネット教室第5回発表会

2019年12月29日、東京クラリネット教室第5回発表会が行われました。 前回の発表会は、思いきり梅雨の洗礼を受けてしまいましたが、今回は見事な冬晴れ!リード楽器奏者にとっては、心配なくらいの乾燥ですが、雨よりは絶対いいですよね。 今回も、第2回発表会以降使っている会場での開催です。 60席ほどご用意しましたが、今回も満席予定。年の瀬も年の… 2019年12月29日、東京クラリネット教室第5回発表会が行われました。 前回の発…

2019年12月29日 1,606PV

第5回音高・音大受験の実技模試 第5回音高・音大受験の実技模試 第5回音高・音大受験の実技模試

2019年12月7日(土)、東京クラリネット教室「第5回音高・音大受験の実技模擬試験」が開催されました。 この実技模試は、音高・音大受験において、かなりのウエイトを占める実技試験を、受験により近いシチュエーションで体験していただき、本番に向けて今後やるべきことを、各受験生が体感するための会です。 受験の際は、知らない場所・知らない人の前で本来の力を発… 2019年12月7日(土)、東京クラリネット教室「第5回音高・音大受験の実技模擬試験」が…

2019年12月07日 1,464PV